■ オーストラリアのルアーの紹介 - 総評 ■
オーストラリアのルアーはおもしろい形をしているものやハンドメイドルアーなど味わいのあるルアーが多いのが特徴です。
そして、プラスティックルアーや木製のハンドメイドルアーも含めてすべての共通点としては、リップの大きいダイビングルアーばかりがオーストラリアにあるイメージです。
これはおそらくですがルアーのトローリングという文化がある為ではないでしょうか。日本のバスフィッシングで言うドラッギングに近い釣り方でしょうか、ボートをゆっくり流しながらルアーを引っ張り、大型のバラマンディやフィンガーマーク、マングローブジャック、オーストラリアンバス、サラトガ、マレーコッドなど、たくさんの魚をこの方法で狙っているアングラーは少なくありません。
次に、ハンドメイドルアーに着目すると、実はオーストラリアではハンドメイドルアーではなくハンドクラフトルアー(hand crafted lures)と主に呼ばれます。ほとんどのものが木製のものです。また印象としてハンドメイドルアーのほとんどが同じ様な大きさのリップを使ったダイビングルアーであり、そして、リップをボディに差し込む部分にはネジを使っていたり、または、リップに付いているラインを止めるリングが針金を曲げたものでシンプルに留めてあったりしています。ほとんどのものがこの同じパターンで作成されている様にも思えます。
ハンドメイドルアーは特に御当地ルアーとしてルアーからその場所が推測できるくらい現地の釣りに適したものになっています。シドニー近郊にはバラマンディはいませんが、もちろんバラマンディ対策用のハンドメイドルアーも作られています。しかしバラマンディの為のルアーと言いながら実はそれはマレーコッドを釣る為に試されたものだったりするのかも知れません。またはシドニーやブリスベンなどに住んでいるたくさんのアングラーが北を目指してバラマンディを釣りにやって来ます。その為自分が大きなバラマンディを釣りたい、もしくは釣った経験の元にそうしたものがバラマンディの生息地以外の地域で作られているのでしょう。
またオーストラリアのルアーの販売についてですが、日本の様にパッケージに詳しくルアーの説明が書かれてなかったりします。
ルアーのパッケージの説明には必ずといっていいほど、何mもしくは何ft潜るのかを示してあります。しかしフローティングなのか、サスペンドなのか、はたまたシンキングなのかそれさえ記述してありません。何gなのかも分からないのがほとんどです。しかしなぜか潜行能力だけは必ず記述されています。それは最初に述べたダイビングルアーがなぜ多いのかに結びつく理由かも知れません。
最後にですが、オーストラリアの釣具店を回ってみると、ダーウィンやケアンズなど熱帯雨林が多い地域ではバラマンディに特化した大きなルアーが比較的多く売られています。サンシャインコーストやゴールドコーストなどはオーストラリアンバスのメッカなので小さなフレッシュウォータールアーが多い印象です。また同地域ではブリムやフラットヘッドなどをソフトルアーで釣るのが人気の為、かなりの量のソフトルアーが売られています。シドニーでも同様でブリムなどのソフトルアーやマレーコッドなどのフレッシュウォータールアーが主に売られている印象です。
以上がオーストラリアのルアー紹介の総評になります。
下記のリストに主なオーストラリアのルアーの紹介があります。それぞれ写真とコメントが書かれたものになっていますので興味がある方は覗いて見て下さい。
2004.04.13 Possum |